シンガポール ガンジーレストラン インド系地元民が通う手で食べるカレーの店
シンガポールに行った際に「感動」したものその2「カレー」
(その1はパクテー)
このカレー、味が美味しかったってのはもちろんあるんですが、それよりもなによりも「手」で食べたって体験がとても新鮮で、非常に印象に残るものでした。
「シンガポール料理」ではなく「インド料理」なのですが、インド由来の人が多く住むエリア「リトル・インディア」だからこそ食べられたものだと思います。
リトル・インディア ガンジーレストラン
シンガポールの観光ガイドに良く出てくる「チャイナタウン」「リトルインディア」「アラブストリート」などの外国人街。
ご多分に漏れず、ワタクシもこれら外国人街は一通りザッと巡ってきたのですが、もっとも印象深かったのはリトルインディアで食べたカレー。
せっかくお昼時に「インド」来たんだから、カレー食べようぜカレー、と飲食店を探し回る。
どうやら、この道沿いの店は全部飲食店ぽい
それぞれのお店の前をじっくり眺めてたりしてると、なんかやたら気になったのが「ガンジーレストラン」なる、ある意味超ド直球のお店。
入り口から中を眺めてみると、なんかすげー流行ってそうだし、なによりもインド人らしき「地元」の人達ばかり。
みんなして中で「手」で食べてるのを見て、これがまたどうしても気になってしまい、恐る恐る中に入ってみることにしたのでした
店の中に入っていったのはいいんだけど、どうしたらいいのかわからず辺りをキョロキョロ見回しまくる。
どうやらシステムとしてまず、座ってると「基本セット」をそれぞれに配ってくれて、その後「ご飯」と「カレー」の盛りつけをしてくれるようす。
なんかドキドキしながら席で待ち構えていたら、ぼくのとこにも基本セットがやってきた!
で、その後なんか巨大なバケツみたいなやつで、カレーとご飯を盛り付けてもらいました。
左側のオレンジ色っぽい液体は、ラッサムと呼ばれる南インドの「スープ」だと教えてもらいました。なんかこう酸っぱいやつって印象
奥の赤と緑は「チャツネ」と呼ばれるペースト状の調味料(Wikipedia調べ)
白いのは、たぶん液体のヨーグルトで、左上は米粉?の煎餅みたいなやつ。
後ほど調べてみると、主に「ご飯」を食べるのは、南インドの料理だ、ということも判明いたしました。
で、見るからに観光客な僕たちにはスプーンとフォークを勧めてくれたのですが、せっかくだから「手」で食べたいわけです。
ていうか手で食べたくてこのお店に入ったようなもんです。
で、見よう見まねでひたすら手で食べていくわけですが、これがなんかとても新鮮で、ごはんが美味しい!
カレーの温かさを手で直接感じる!
なんか手で食べるのって思ってたよりも「難しい」ことだったんですが、思ってたよりもだいーぶ「美味しくなる」食べ方でした。
そして、食べ終わって思ったのが、意外なほど辛さが弱めだったと言うこと。
もちろん、辛いのは事実なのですが、辛すぎて水が無いとツライ、とかそういうのでは全然なく、ごくフツーにああ、辛いね、ってレベルで、多くの日本人でも問題なく食べられそうな辛さ。
これは、シンガポールだからなのか、そもそも南インドがあまり辛くないのか、詳しくはわかりませんが、非常に食べやすく、美味しい「カレー」でした。
お皿に使われていたのは本物の「葉っぱ」
ちなみに、食後は近くの洗面台で手を洗えるようになってて、結構気合い入れて洗ったけど「カレーの匂い」はその日は消えませんでした。
未だにシステムも不明だったんだけど、2人でカレー食べて、サイドメニューも2つほど追加して、最後にラッシー1杯ずつ飲んで17.6ドル。
1シンガポールドルだいたい80円で計算すれば、1人700~800円くらい。
きっと、インドではもっと明らかに安い価格で食べられると思うんだけど、まぁ観光地シンガポールでこのお値段ならば十分ありではないかな、と思います。
「リトルインディア」で本格的気分な南インド料理。別にシンガポールじゃ無くても食べられるじゃん、てのは事実ですが、この味とクオリティ、そして本格気分を味わえる、ということで、けっこうだいーぶオススメなお店です。
(すげー美味しくて、一緒に行った@frnkさんと、もう一回行くべきかどうかずっと相談してました)
Gandhi Restaurant 店舗情報
住所:31 Chander Rd, Singapore 219538
(GoogleMapで表示)
電話:+65 6299 5343
営業時間:11:00AM〜11:00PM