アランヤプラテートから陸路で国境を越えてカンボジアに行ってきた
日本という国に住んでいると、国境を越える=飛行機or船に乗るということになり、陸を歩いて国境を越えるという事がありません。
で、せっかくなんだから「陸路での国境越え」というものを体験したいと思い、バンコクから6時間かけて電車で移動して、その後アランヤプラテートの街へ辿り着き、カンボジアへ渡ってきました。
「国境」や「隣国」というものについて、非常に多くのことを考えさせられた出来事でした。
アランヤプラテートから国境へ移動
アランヤプラテートにはタクシーは実質走っておらず、タイの名物タクシー「トゥクトゥク」で移動。
4人で乗って1人20バーツ。合計80バーツでおよそ6kmの距離を移動。
こっちに来て初めてトゥクトゥクに乗ったんだけど、これはなんかすげぇ楽しい!開放感溢れるドライブ!
一応、この道をひたすらまっすぐ進んでいけば国境に辿り着けますが、気温や日光やなんやかんや考えたら、徒歩での移動は非常に厳しい。
国境への道沿いにはこんな感じの自動車整備的なお店がたくさんありました。
とにかくタイという国はそこら中に屋台がある
この辺でトゥクトゥクを降りて、国境へ歩いて行く
ここを奥に入っていったところで出国審査があります
カンボジアへの入国ビザについて(ぼったくり注意)
カンボジアという国は、まだまだ十分に経済が発展しておらず、特に国境の町ポイペト(Poi Pet)は治安が良くないとの事。
また、国境越えの際に役人が賄賂を要求してきたりとか、まぁなんというかまだまだそんな感じの国らしいです。
ビザの申請とかでもなんか色々そういうやりとりがメンドクセーらしいよ、って話を聞いてた中、なんかビザの手続きをやってやる、とか言ってくるツアーガイド的なおっさんに連れてかれました。
ていうか、あとからわかったんだけど「ビザ申請の場所がこっちに変わった」とか言われて変なとこに案内されたらしい。
通常1000バーツのビザ取得代金を、1200バーツって言われたわけですが、まぁ書類とか全部書いてくれて楽チンだし、どっちにしてもビザ取得の際に賄賂要求されたりとか大変な事を考えれば、多少は手数料払っても仕方ないか
と、ここまでは割と普通な「手数料」だとしてもよかったわけですが。。。
とりあえずはビザも入手できたので、タイの出国審査の場所へ移動
こんな景色を横目に出国審査手続きを行って
カンボジアとマレーシアのいわゆる「中間地帯」的な場所へ
その後、先程のツアーガイド、ていうか怪しげなエージェントのおっちゃんが現れ、小屋みたいなとこへ入っていく。
ここでイミグレーション用の書類を記入してくれたところまでは良かったんですが、ここからがもう非常に鬱陶しい。
以下、英語ぺらぺらなまたよし君(@Sayobs)おっさんのやりとり
おっさん:いつ帰ってくるんだ?
またよし:今日
お:帰りのスタンプ押してやるから500バーツ出せ
ま:あー間違えたわ。明日か明後日帰る
お:どこのホテル泊まるんだ?
ま:どこでもいいだろうが。ていうか早くパスポート返してくれ
お:わかったよしょーがねーなー
で、さらにその後も歩きながら付いてきて「チップ100バーツよこせ」とか言い出してくる。
で、またよし君が「最初に200バーツ払ってるだろーが」って一言でやっと引き下がる。
まぁ、なんていうか色々悪質です。
今回は、「賄賂は払わないように」って泉さんに事前情報教えてもらっていたのと、旅慣れたSayobs君がいたから良かったけど、オレ一人だったら意味がわからずどれだけ無駄金を払っていたことか…
「いつ帰るんだ?」って聞かれたときは「今日」って言わないように。
「どこまで行くんだ?」って聞かれたときは、嘘でイイからポイペト、とか街の名前を言うように(中間地帯にカジノがあるんだけど、そこに行くって言わない)
この辺りを注意しておくと良いみたいです。
そんなわけで、あまり印象の良くないカンボジア入国でしたが、次回のカンボジア国内編に続きます。
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参考
この記事は、ブログ観光大使プロジェクトに参加させて頂き執筆した記事です。
詳細はこちら:ブログ観光大使 公式ブログ