飛行機で大阪 ~ 福岡が¥3,780~ LCCのPeach 搭乗までの手順
2012年3月より就航開始したLCC(ローコストキャリア)Peach。
関西国際空港を拠点にして、主に北海道や九州にとんでもない価格で移動出来るすごいやつです。
先日、関空~福岡を往復してきたので、写真とか、実際に使ってみた感想とかを色々シェアしておきたいと思います。
関空のPeach受付カウンターはわかりにくい場所にある
関西国際空港のサイトにも書かれていますが、Peachの搭乗手続きのカウンター、並びにセキュリティチェックの場所は「へんなとこ」に存在しています。
通常の「関空」とは異なるビル「エアロプラザ」内での搭乗手続きが必要です。
電車やバスで行った場合には通常とは「反対側」ってことを覚えておくと良いです。
電車で来た場合、通常は改札を出て「左」に向かいますが、Peachだけは反対側の「右」に向かいます
エスカレーターに乗って進んでいくと
Peachの受付ぽい場所に到着
チェックインは機械で行う
予約した際に発行された「バーコード」をリーダーにかざす
pdfなんかをスマートフォンに入れておくとチケットレスで便利(iPhoneでバーコード表示させても問題なく読み取れました
これが搭乗券
保安検査場でのセキュリティチェックもPeachだけ別の場所。搭乗券を発行したカウンターの奥(エアロプラザ内)
保安検査場内は写真がありませんが、なんというかぶっちゃけ余ってる場所に無理矢理突貫で作った、ってイメージの場所を移動して、その後はバスに乗って飛行機まで移動します。
Peachの機内
扉が閉まる前と安定飛行中はカメラも使用出来るので、機内の写真とかも撮ってみました。
座席は左右に3列ずつで、前後も左右もかなりぎゅうぎゅう詰め。
通路は凄く狭いです
座席感覚も、前後にもの凄く狭いです。172cm男が深く腰掛けて、隙間がこのくらい。
飛行機は全部新しいので、機内はとても綺麗
1~2時間のフライトでは必要ないと思うけど、フードもドリンクも有料
ドリンクも機内価格(缶ジュース200円)
福岡空港
福岡空港でのPeachの乗降は、他の航空会社とほとんど変わりませんでした。
空港があまり大きくないことが幸い?して、Peachのカウンターも、ちょっと奥まった場所ですが比較的わかりやすいところにあるし、保安検査場も他の航空会社と同じ場所で大丈夫です。
ちょっと驚いたのが、帰りの関空。
飛行機から降りてバスに乗り、バスを降ろされた場所はもう完全に空港の「外」
受託手荷物も「トラック」から運ばれてきたものが、ものすごいシンプルに外に置かれていました
行きは最悪だったけど帰りはかなり進化してた
行き(関空から福岡)のPeachに乗ったときは「安いのはわかるけど、これはちょっと酷いよな」という感想でした。
酷かったのは「サービス」とかじゃなくて「システム」
一体全体なにを考えていたのかわかりませんが、通路も座席もとてつもなく狭い飛行機なのに、何の考えも無しに乗客をバスに詰め込んで、飛行機の前と後ろの両方から一度に一気に乗客を乗せていたのです。
機内は狭いと予測した上で、200円払って座席指定して前方の席を取ったのに、飛行機の後ろ側からの搭乗。
前の方の席に移動しようにも、前からも同時に客が乗っていて、前から来た客は後ろの方に移動したいし、後ろから乗った自分は前の方に移動したい。
すれ違おうにも、通路が狭いからただ一人すれ違うだけでもめちゃくちゃ大変。
飛行機に乗ってから「座る」だけで、すごく疲れてしまいました。
ただ、これは早期に改善されたみたいで、帰りはこの仕組みが劇的に進化。
搭乗前にはまず「窓側」の人を優先して機内に案内。もちろん飛行機の「前方」だけからの搭乗。
そして、窓側の人の案内があらかた終了したあと、残りの客を機内に誘導。
帰りはもの凄くスムーズに「座る」ことが出来ました。
Peachを利用出来るなら利用しない手はない
行きは手続きの場所を探すのに手間取ったり、機内の移動が最悪だったりでちょっとアレでしたが、振り返ってみると非常に素晴らしいものでした。
行きは総額6000円。帰りは総額8000円。
この価格で関空から福岡に移動出来るのであれば、機内が狭かったり、荷物の預かりが有料だったり、ドリンク有料だったり、そんなものは全然気になりません。
今後、沖縄や香港やソウル、台北などの便も始まっていくらしいので、それらも期待しつつ、機会があればまた使おうと思っています。
Peachのみならず、LCCが国内でもっと増えていくことを期待したいと思います。