台湾でのSIMカードの購入の仕方 料金の目安と設定方法など(空港で簡単に買える)
台湾でインターネット回線を確保するために、SIMフリーのiPhoneを持ってプリペイドSIMの契約をしてきました。
台湾旅行の場合空港で簡単にSIMカードが買えるので、宿泊先までの移動時間に余裕があれば空港でSIMカードを購入してしまうのがオススメです。
短期滞在の場合、日本円換算で5日間インターネット使い放題で1000〜1500円くらいのイメージです。
台湾の主な携帯会社
台湾の主な携帯会社は以下の3つ。
どこの会社も海外旅行者向けの料金プランは同じ料金で、以下のような感じになっています。(4G LTE通信)
(台湾での通貨は、現地では中国と同じ「元」という表記や「NT$(ニュー台湾ドル)」という表記がどちらも使われる。国際的には「NT$」らしい)
日数 | 料金 | 使用量 |
---|---|---|
3日 | NT$300 | ネット+電話NT$100 |
5日 | NT$300 | ネット+電話NT$50 |
5日 | NT$500 | ネット+電話NT$300 |
7日 | NT$500 | ネット+電話NT$100 |
10日 | NT$500 | ネット+電話NT$150 |
15日 | NT$700 | ネット+電話NT$100 |
台湾国内での電話はNT$0.1/秒程度。単純計算でNT$100なら15分程度通話可能。
インターネットさえ使えればいい、という感じであれば、大雑把に1日NT$100程度の計算。
2018年3月で見てみると、ニュー台湾ドルが3.6円程度なので、1日あたり300円から400円くらいでインターネットが使えるようになる、というイメージです。(ここ数年、ニュー台湾ドルは3.5円〜4円で推移している)
2016年の10月に、台湾モバイルと中華テレコムの2種類のSIMを使ってみましたが、体感速度、体感エリアともに大差はありませんでした。
数日間の利用であれば、カウンターが空いてるところのSIMを買う、って感じ十分ではないかと思います。
桃園国際空港の携帯電話カウンターの場所(SIMカードが買える場所)
空港は、公式サイトに詳しいマップが載っています。
桃園国際空港第1ターミナルの場合
第1ターミナルの場合、出国ゲートを出て右側に歩いた場所のカウンターが一番わかりやすいです。
平日の14時頃に訪れた時はこんな感じでした。(左のエリアが携帯カウンター)
第一ターミナルの場合、ここ以外にも出国カウンターを出た左奥の方にも携帯電話カウンターがあります。
桃園国際空港第2ターミナルの場合
第二ターミナルは利用していないので地図情報だけですが、入国前と入国後、それぞれ1つずつ携帯電話カウンターがあるみたいです。(入国前は混んでいることが多いので、その場合入国後にSIMを買うと早いらしい)
台湾でのプリペイドSIMの買い方
台湾では「どこでも英語が通じる」なんてことはなく、空港やホテル、デパートで通じる程度。
とは言え、空港内はちゃんと英語は通じるし空港でSIMカードを買う程度であれば、最低限の英語ができる程度で問題ありません。
私の英語力は「英語圏のレストランでなんとか料理の注文ができる」程度のレベルですが、この程度でもだいたい問題なくSIMの購入は可能です。
iPhoneとかAndroidを見せながら「I want SIM card.」みたいな英語を喋れば、相手もプロなのでそれで理解してくれます。
で、ほぼ確実に聞かれるのが「何日こっちにいるんだ」って質問と、電話(通話機能)を使うのかどうか。
「3days」「Internet only」くらいで大体通じます。
あとは、向こうが勝手にその日数分の料金計算してくれて、いくらです、みたいな答えが返ってきます。(これまでの経験上、海外では毎回このパターン)
台湾の空港の場合なら、上記写真のようにデカデカと料金プランが表示されているので、「これがいい」って感じで指差したり「プランB!!」みたいに言えばそれだけで充分伝わります。
設定とかも、iPhoneの言語設定を英語にしておいて「Setting OK?FREE?」みたいに聞いたら、大抵設定もやってくれます。
(こういうとき、iPhoneだと相手も設定に慣れてるからすごく楽。)
モバイルルーターとのコスパ比較
参考までに、台湾旅行で利用できる主要モバイルルーターレンタルとの価格比較表をこちらに載せておきます。
3日間使った場合の想定金額(各社HPにて見積もりした結果)
会社とプラン | 料金 | 1日あたり | 通信容量 |
---|---|---|---|
1909円 | 636円 | 250MB/日 | |
2764円 | 921円 | 250MB/日 | |
3904円 | 1301円 | 1GB/日 | |
イモトのWiFi3G | 1260円 | 420円 | 500MB/日 |
イモトのWiFi4G | 1860円 | 620円 | 500MB/日 |
イモトのWiFi4G大容量 | 3150円 | 1050円 | 1GB/日 |
Wi-HO! 4G | 2900円 | 966円 | 250MB/日 |
Wi-HO! 4G無制限 | 6900円 | 2300円 | 無制限 |
調べてみて驚いたんですが、思ったよりもレンタルWi-Fiが高くないです。
単純に、台湾でSIM購入した料金は3日でNT$300。NT$1が3.5〜4円なので、日本円にすると1日あたり400円くらい。
3GのイモトのWiFiであれば、1日あたり420円(保証など全てなしの国内空港受け取り)なので、ホントに料金がほぼ一緒。
もちろん4Gにすれば高くなるし、使える容量も限られてきます。
台湾現地SIMは4G使い放題なので、料金的にお得なのは間違いないんですが、海外でカウンターに並んで設定する手間暇や時間を考えたらどちらがお得かは悩ましいところです。
また、SIMカードと違いモバイルルーターなら複数人で同時に使えるので(みんなが同じ場所にいるなら)料金的にも安くなる場合も多いです。
モバイルルーターって、だいたい1日1000円くらいかかるように思ってたんですが、無駄なものさえ省けば結構安く使えるようになってるんですね。
4〜5年前に借りた時は、1日1000円+往復送料や手数料でかなり割高だったんですが、今はほとんどが空港受け取りで手数料はほとんどないみたいですね。
最近はモバイルルーターと一緒に「音声自動翻訳マシーン」なども借りられる(1日500円くらい)ので、そういうのに興味がある場合なんかにも結構便利なのかもしれません。
参考リンク
遠傳電信(FAREASTONE)
ili(イリー)瞬間オフライン音声通訳・翻訳機(グローバルWiFiで500円/1日で借りられる)