愛知〜奈良の子連れ1泊AirBnB旅行で行った場所と費用
2月18日、19日。1泊2日で奈良まで旅行に行ってきました。
愛知県から奈良まで寄り道しながら車で移動して、AirBnBで宿泊。翌日の夜10時頃に家に到着。
行ったところやオススメの場所、かかった費用などのまとめです。
手打ち蕎麦玄鹿(げんろく)へ
愛知県一宮市の家を出たのが9時半過ぎ位。
高速道路を乗り継いで、新名神高速道路、甲賀土山インターを降りて5分くらいの場所にある手打ちそば玄鹿に行ってみました。
お店は、圧倒的に普通の家を蕎麦屋にしてみたって感じのお店です。
向かい側にも駐車場はあって、停める場所には困りません。
困ったのはこのお店が自分が思ってたのと次元が違いすぎるくらいの人気のお店だったということ。
お店は11時開店で、11時15分ぐらいにお店に着いたんですが、もうすでに麺が完売で受付終了。
結局ここでのお昼ご飯は諦め、次の目的地「甲賀忍者村」に移動し、そこでお昼を食べることに。
甲賀の里 忍術村

手打ち蕎麦玄鹿から車で15分ほど移動して、甲賀の里 忍術村へ。
忍者屋敷(実在したもの)を見学できたりとか、忍者博物館で本物の手裏剣を見ることができたり、子供が喜びそうな忍者体験ができるだとか、そういう感じの場所。
甲賀の里 忍術村
JAF割引ありで、入場料は大人1080円、幼児520円で、合計2580円。
子供に「忍者の服着たいか?」って聞いてみたら着たいとのことで、まずは貸し衣裳の場所へ。
子供の貸し衣裳が610円+頭巾100円、あとで返ってくる保証金が1000円で忍者衣装にお着替え。
頭巾は貸し衣裳のところにいるおっちゃんが被せてくれて、割と結構雰囲気出ます。
その後、実際に存在していた忍者屋敷を見学。
10分おきくらいの入れ替わり制で、1回1回お兄ちゃんが屋敷の様々な仕掛けを説明してくれます。
いろんな隠し扉だったり落とし穴だったり屋根が低い理由だったりと、大人的には多分ここがハイライト。
そのあと、奥の方にある「博物館」でかつて使われた忍者道具などを見学。
博物館の説明に書いてあった、手裏剣は「仏教の観念に基づいて発展した」って話が大変興味深いものでした。
確かに手裏剣て、言われてみると曼荼羅っぽくて、博物館で実際に両方見比べると、驚くほど似てる。
お昼ご飯は入口隣にあった「忍術茶屋」
うどん、焼きそば、唐揚げ弁当が各600円。ものすんごい昭和なお店ですが、変にチェーン化されていないため、手作りでご飯作ってくれてて良い感じでした。
そのあと、お土産屋さんでやたら息子(3歳)が欲しがった(忍者とは全然関係ない)謎の工芸品的なキーホルダーを購入し、続いて「忍者道場」という名の忍者っぽいアトラクション体験。
忍者道場
不定期で村内アナウンスが流れ、広場に集まると、お兄ちゃんが1個1個その場所まで連れてってくれてアトラクションの体験ができます。(自分たちで勝手に遊んでも問題ない模様)
いきなりこんなレベルの高い石垣登り(ビビリな息子がやる、って言ったのは驚きだった。流石に難しくて、もう一段階低い壁を登った)
建物の設備も、どれもいろいろ昭和な感じは溢れてて、しかも雨や雪で地面はぐちゃぐちゃで靴は泥だらけになったんですが、総じてホスピタリティは高く、どれも色々人力で色々サービスしてくれるのは大変に良い感じでした。
修行後にもらえる「免許皆伝の書」によると、免許皆伝なんですが「またこの村に来て修行をしなければならない」らしいですw
パラダイス感たっぷりですが、寂れた感じが忍者の隠れ里の味をうまく醸し出しています。
って意見がありましたが、まさにそんな感じの場所。好きだけど、評価は別れると思います。
鹿深いちご農園
忍者村で遊んだ後は、鹿深いちご農園というイチゴ狩りで有名な場所へ。
滋賀県甲賀市みなくちテクノスファーム:鹿深(かふか)いちご園~いちご狩り~:TOPページ
2月3月あたりのいちご狩りは超人気みたいで、準備不足でいちご狩りは予約しようとしたらすでに満員。
ならばいちご狩りよりもコスパがいい「現地でいちご買う」ってのをやっておこうかな、と。
甲賀忍者村からは車で大体15分くらいで移動できます。
かなり寒かったのでジェラートを食べるのは諦めて、以下のものを購入。
- トマトケチャップ450 円
- トマトソース480 円
- 小粒いちご650 円
- いちご750 円(大きくなると見た目が良くなって値段が上がる。味や量は同じとのこと)
トマトケチャップやソースは、いちご農園を経営してる「みなくちテクノスファーム」で作られたもの。
妻曰く「最近食べたいちごの中では1番甘かった」とのことです。(俺は果物食べない)
15時をすぎた頃に奈良方面に向けて出発。(奈良駅の隣、京終駅近辺)
甲賀から奈良へ向かう道というのがものすごい細い道が結構辛かったです。
車が絶対すれ違えない幅の道が多く、さらにそれぞれすれ違えない道の距離が長い。
途中、子供のトイレ(大)なども含め2時間で到着。
当日はAirBnBで予約した宿(古い一軒家。Japanese CozyHouseというらしい)に宿泊。
AirBnBでの宿泊は、あらかじめダイヤルロックの鍵の番号を教えてもらっていて、それを取り外して「中にある家の鍵を取り出す」という仕組み。
奈良旅行2日目 東大寺 ラーメン 奈良健康ランド
奈良旅行2日目は、メインのラーメンを中心に、オトナの行きたい東大寺と、子供が喜ぶ&オトナの体力回復のために奈良健康ランドをチョイス。
奈良健康ランドの子供の遊び場は、想定を大きく超える「素晴らしく子供が喜んでくれた場所」でした。
市内循環バスで東大寺へ
朝はゆっくり起きて、9時半ごろから市内循環バスに乗って奈良公園(東大寺)へ向かいました。
今回宿泊した京終(きょうばて)駅エリアというのはかなり民泊(AirBnB)が栄えてるエリアみたいです。
京終駅エリアが奈良観光にすごく便利だった
利用してみてわかったんですが、奈良観光にこのエリアは本当に便利。
宿泊地は京終駅(近鉄奈良駅から一駅)から徒歩5〜10分の場所なんですが、バス停まで歩いて5分。
そこから210円の市内循環バスに乗って、15分程度で東大寺前に到着。バスは日中10分に1本以上のペース。
行きも帰りも多くの人が利用する奈良駅からのバスとは反対方向なので、バスも空いててゆっくり座れます。
さらに、歩いて行こうと思えば、30分(2km)くらいで東大寺まで行くことも可能。
街並みも古くて風情ある場所が多く、宿泊先として大変素晴らしい場所でした。
東大寺 大量の鹿は飽きる
東大寺大仏殿・国立博物館前のバス停でバスを降りると、もうそこら辺に鹿がいます。
前日にも車の中から鹿を見かけて「鹿乗りたい」(乗りたいの?)とか言ってた息子は、すぐそばに鹿がいることに大喜び。
大喜びも束の間、鹿に頭突きされてビックリして一気にこんな顔。
鹿は結構凶暴で、すぐに頭突きしてくるから気をつけるんだよって聞いてたんだけど、3歳児はまだその辺わかってなかったみたいです。
その後、東大寺のエリアで鹿せんべいを購入。(150円)
最初は息子が「やる!」って言ったので、1個手渡して鹿に食べさせようとしたんですが、なんかとにかく鹿の群がり方がものすごい。
3歳児にやらせるには危険で私が残りの鹿せんべいあげたんですが、とにかくそこら中ベロベロ舐められるし、ていうか普通に噛まれて痛いし、なんかものすげぇ鹿にナメられてました。
他の鹿せんべいあげてる人を見ても、自分ほどこんな凶暴に鹿にまとわりつかれてる人は居なかった。なんなんだ俺は…
鹿に頭突きされた息子共々、なんか鹿と相性悪いのかもしれない。
その後、有名な仁王像(阿吽)のある南大門を通過。
ところどころ(というよりもそこら中にある)鹿のフンを避けながら東大寺まで行っておよそ25年ぶり(小学校の修学旅行以来)の奈良の大仏見学。拝観料大人600円。
でかいってことよりも、1000年前とかそういう次元の過去に作られたこととか、作ろうと思った昔の人とかそういうものに感心してしまいました。
らーめん春友流の味噌ラーメンはちょっと感動的な美味さ
東大寺から帰ってきて、宿泊先をチェックアウトしてくるまで移動。
京終駅から15分くらいで行ける、奈良のラーメン屋「ラーメン春友流」でラーメン。
お店の前と、ビルの後ろ側に駐車場があります。
食べたラーメンは、基本とも言える醤油ラーメン690円。
妻が頼んだ牡蠣と豆腐の味噌ラーメン1290円と平日ランチひき肉ごはん100円。
牡蠣の味噌ラーメンはちょっと感動的な美味さでした。
牡蠣の旨味たっぷりで、中に入ってるお肉も「チャーシュー(極厚)」と「ひき肉」の2種類入り。
豆腐にキクラゲまで入ってて、いい意味で鍋を食べてるようなラーメン。
しかも、鍋の締めのラーメンとは違い、麺も具材もきちんとバランスを考えられて配置されたもの。
単価は結構お高いですが、これは美味い。ていうか普通に味噌ラーメンがすごく美味いです。
牡蠣のラーメンは季節限定メニューですが、味噌ラーメンは間違いなく超美味いです。
奈良健康ランド&はしゃきっズ
奈良旅行の最後は(多分子供が超喜んでくれることを期待した)奈良健康ランドと、併設されている「はしゃきっズ」という子どもの遊び場。
奈良健康ランドはよくある「お風呂」「サウナ」「岩盤浴」「飯」「仮眠」などが揃った一般的なよくある健康ランドなんですが、子供と遊ぶはしゃきっズがめっちゃすごい。

 <a href=”https://www.narakenkoland.net/hashakids” class=”reference” >奈良 温泉・岩盤浴 奈良健康ランド</a>(はしゃキッズの公式ページ)
コンセプトは「いつもは親子、ここでは友達」とのことなんですが、確かにここは大人も本気で楽しい場所。
上のアニメーションの奥にある空気で膨らませてるスライダーやお城がとんでもなく豪華。
上記リンク先に色々写真があるんですが、久しぶりに写真で見るより生で体験した方がすごい場所だと思いました。(大抵こういうのって「写真だけすごい」とかよくあるよね?)
高低差6mもある滑り台は、大人が滑っても真剣に楽しいです。
また、この滑り台があるエリアの空気で膨らませた床はグニャグニャ柔らかくて歩きにくくて、ここを歩くだけで体幹が鍛えられる感じ。
子供に真剣に向き合ったら全身消耗しまくります。
息子は、ボールプールに埋もれて、全身隠すのが気に入ってました。
というか、父母無視してダッシュで先に行ってしまうとか、これまでにもほとんど無い体験。(リニア・鉄道館でドクターイエロー見つけた時以来通算2回目)
さらに、はしゃキッズでたっぷり汗をかいたら健康ランドで風呂入ってのんびりゴロゴロできるという意味で、大人的にも最高。
健康ランドの入館料は大人1500円、子供800円。(シニア1000円)
そしてはしゃきっズは健康ランドと一緒だと500円。はしゃキッズ単体だと2時間1000円 or 1日1400円。
ソフトドリンクもフリーで飲めて、ファミレスとかにある普通のやつだけど、運動する場所でドリンクがフリーなのは大変ありがたいです。
フリードリンクの横では、有料で食事も提供されてました。
はしゃキッズはちゃんと健康ランドとつながってて、腕につけるバンドで健康ランド利用者かどうかを認識する出入り自由の仕組み 。
健康ランドと建物も繋がっていて、裸足で歩いていける。ようになってます。
気をつけたいのは、はしゃキッズはめっちゃあったかいっていうか暑い場所で、暑がりな我々親子はTシャツ裸足じゃないと2月でも暑くて居られなかったくらいだったこと。
お昼過ぎからはしゃキッズで遊び、息子はおやつを食べるのも忘れて16時までずっと遊んでました。
その後風呂に入ったりゆっくりして、奈良健康ランド2階の居酒屋ぽいところでご飯。
煮穴子の箱寿司680円
タコワサ、砂肝、枝豆、唐揚げ300円
シャケおにぎり180円
ソフトクリーム360円
などを食べました。
居酒屋ぽい所の隣には、子供の一時預かり1時間500円でやってくれるところもあり、これまたここに置いてあるおもちゃがめっちゃレベル高い知育玩具で、大人的にもやってみたいやつばかり。
最終的に、奈良健康ランドではご飯まで含めて3人で10875円。
帰り際に、自動精算のマシーンがフリーズしてクレジットカードが飲み込まれ、10分くらいロスしたのは残念だったんですが、非常に満足度が高い場所でした。
19時半くらいに健康ランドを出発し、名阪自動車道を運転して22時過ぎに帰宅。
1泊2日奈良旅行でかかった費用
参考までに、今回の奈良旅行でかかった費用を可能な範囲で正確にまとめてみたいと思います。
主な旅費
ガソリン代:推定2500円程度(ガソリン1L100円、燃費10km/Lで計算
高速道路:行き2,030円 帰り2,450円
合計約7,000円(6980円)
甲賀の里 忍術村
入場料2580
貸衣装710(保証金1000円衣装610円+頭巾100円。保証金は戻ってくる)
昼ごはん
唐揚げ弁当600
焼きそば600
忍びうどん600
ニモキーホルダー300(なぞの工芸品的なキーホルダーを欲しがり買う
ジュース130
カフェオレ130
合計5650円
鹿深いちご農園
トマトケチャップ450
トマトソース480
小粒いちご650
いちご750
合計2330円
京終駅近くのAirBnB
宿泊¥ 10496 x 1泊
清掃料金¥ 3500
サービス料¥ 1890
合計¥ 15886
Japanese Cozy House – 借りられる一軒家 – Nara-shi, Nara-ken, 日本
ここからAirBnBに登録すると3500円分のクーポンがもらえます
宿近くの駐車場300円
東大寺
バス代 210円x2人x往復 840円
鹿せんべい150円
東大寺大仏殿600×2=1200円(6歳未満無料)
合計2190円
ラーメン春友流
かきと豆腐の味噌ラーメン1290
醤油ラーメン690
平日ランチひき肉ごはん100
合計2080円
奈良健康ランド
健康ランド入館料1500×2 + 幼児800円 = 3800円
はしゃキッズ 500×3 = 1500円
煮穴子の箱寿司680円
タコワサ、砂肝、枝豆x2、唐揚げ各300円
シャケおにぎり180円
ソフトクリーム360円
ドリンク130円
一時預かり1時間500円
お土産1200円
合計10875円
合計
その他、コンビニでお菓子373円を合わせて
約46000円で1泊2日の奈良旅行に使いました。